高所得でなくても人生を楽しく過ごせるアメリカ人

2011.12.31

ヨーロッパの各国ではアメリカ型パワー主義への反発も出ている。しかし、経済がひとつにつながった以上、何か共通のモノサシで動くのは必然ではなかろうか。しばらくはアメリカ型の競争競争に明け暮れるハードなモノサシが使われるのは間違いない。言うまでもなく、人生の価値は給料の額だけで決まるわけではない。アメリカ社会はドラスティックな変化の中で知恵を絞り、年収2万ドル、3万ドルでもちゃんとハッピーに生きられるような社会環境を、自分たちの手でつくり出していった。

(参考情報一覧)
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世論調査でアメリカ人の68パーセントはリタイア後の暮らしに自信をもっている、というのがある(現実は、その通りにはならないらしいが)。そうした彼らからみれば、10万ドル以上稼ぐ人々というのは、「ちょっとおかしいんじゃないか。朝から晩まで休日もつぶして働いて、一体何が楽しいんだ」ということになる。年収2〜3万ドルの人たちは収入をもっと増やすために、本業の他にアルバイトをして生活費の足しにしたり、奥さんも専業主婦をやめてパートに出るなどして、自己防衛した。ひところ流行ったDINKS(ダブル・インカム・ノー・キッズ)という言葉の背景には、こういう動きがあったのである。





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