高校生、大学生の就職状況がきわめて厳しい。就職氷河期レベルといわれた二〇一〇年春大卒の就職者数は三二万九〇〇〇人、と前年より五万三〇〇〇人も一気に激減し、過去最大の落ち込みとなった。就職を希望しながらも三〜四人に一人の学生が正規の就職口を得られないまま、フリーターや大卒無業者(就職も通学もしていない者)、あるいは留年、大学院進学などの選択を余儀なくされた。大学キャリアセンターの掲示板はすでに三年生向けの二〇一二年度採用情報に切り替わっているが、今も彼らの多くはリクルートスーツを着たまま就活漬けの日々を送っている。
[転職サイト]
佐賀県のアルバイト・バイトを探す【タウンワーク九州・沖縄】短期バイトの求人や社員の仕事も満載(1/15ページ)
(Homepage)
下北沢のアルバイト・バイトを探す【タウンワーク関東】短期バイトの求人や社員の仕事も満載(1/5ページ)
(Homepage)
栄(愛知県)のアルバイト・バイトを探す【タウンワーク東海】短期バイトの求人や社員の仕事も満載(1/32ページ)
(Homepage)
A君たちが挑んだ二〇一一年春採用の就職戦線ももはや終盤にあるが、日本経済新聞社が二〇一〇年一〇月下旬にまとめた「採用状況調査」(一〇月一日時点)によると、「一〇年春の大卒採用内定者数は氷河期並みに厳しかった今春実績より、さらに6・1%も減少、前年比減少が三年続くことになる」という。政府が一一月中旬にまとめた「二年春の大卒就職内定状況調査」(一〇月一日時点)でも、内定率は57・6%と「氷河期」を下回る過去最悪となっている。政府は卒業後三年以内の若者を新卒扱いで正規雇用することや既卒者を対象に正社員化を前提に「トライアル雇用」や「新卒者応援プロジェクト」を実施する中小企業に助成金を出すなど、さまざまな緊急雇用対策を強化してきた。しかし、企業は円高・株安など景気の先行き不透明感から、依然採用抑制の手綱を引き締めたままだ。就職状況の改善は景気回復から最大二年のタイムラグがあることを考えれば、出口の見えない氷河期はしばらく続くと覚悟しなければならない。